道竅談 李涵虚(101)第十一章 五関を煉る

道竅談 李涵虚(101)第十一章 五関を煉る
「煉神了命」とは金液煉形の道である。鉛を帰して汞を制して胎嬰を結ぶのである。内には真火があり、赤々と長い虹のように輝いている。外には陰陽があって、日々増減をしている。つまり乾汞をして陽砂となすのである。
〈補注〉「煉神了命」は「胎嬰」を得ることとする。「乾汞」とは汞・腎の純陽(乾)のことで、この一陽を動かして、鉛・心の「陽陰陽」を純陽つまり「陽砂」とするのである。「胎嬰」とは周天の完成、離坎が乾坤となることをいう。この「胎嬰」は次に「法身」と育つことになる。北派では「陽神」と称することもあり、それを育てることの重要性を教える。神仙道では一度の「悟り=気づき」で良しとするのではなく、それを肉体、行動のレベルに落とし込むことができなければならないと考えるのである。