道竅談 李涵虚(86)第十章 精、気、神を養う

道竅談 李涵虚(86)第十章 精、気、神を養う
〈本文〉
心印経では「上薬の三品とは神と気、精であり、これは修煉を行う上での至宝である」とする。これらは互いに関係を持って活性化し、また変化もする。互いに関係し合っており、互いを養っている。特に修行者はこのことをよく知っておかなければならない。
〈補注〉「神」は意識のエネルギー、「気」は感情のエネルギー、「精」は肉体のエネルギーとされる。これらでは「神」が最も微細なエネルギーであり、「精」が最も粗大であるとされており、それぞれが別のエネルギーではないと考える。そうであるから「神」「気」「精」は人というコップの中で分かれて存しているものの、大きな豆(精)と、中くらいの豆(気)、細かな豆(神)が混入しているような状態となっているといえよう。そうであるからこれらは互いに密接に関係をしているのであり、精神と肉体を分けることなどはできない。心を上として肉体を制しようとすることは初めから無理なのである。