太上十三経 老子真伝(11)

太上十三経 老子真伝(11)
東漢の頃には、青州の王氏の子供で名は成、字は玄甫、道号を東華という者が居て、崑崙で西王(母)の王啓珠と会った。王啓珠は姓が王成と同じ「王」であるのを喜んで、王成に神仙道の奥義(白雲上真の道)を与え、老子の青符玉篆(呪術に使う札や印)や金科霊文(道の奥義を記した本)を授けたのであった。王成はひたすら熱心に修行すること三年、すると老子はそれに感じて降臨をして瞑想時における内的な状態を記した一冊、これを『外景』というが、これを授けて修行の助けとさせ、加えて九転八瓊丹の火候を示した。王成はそれに準じて庵を結んで静かに功を煉った。功が成ってからは東崋帝君と称し、東方の少陽の気を整えた。また紫府少陽と称して扶桑大帝となった。大帝を宰相として助けたのは三傅・至純陽先生であるが先生は「老子の『外景』や玉宸の『内景』はすべて扶桑宮に蔵されている。先の東崋帝君はこれが老子の如何に生きるかの心得を記したものと絶賛して伝えた」と述べている。

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