「丹」を生きる(金鼎通玄章第十 その5)

この章は「金鼎が玄に通じる(金鼎通玄)」ことを述べている。

「鼎」は、丹薬を得るためのものであり、ここでは「身体」のことである。

身体があるからこそ、霊的な世界(玄)に通じることができるのである。

葛玄は「鼎は即ち薬たり。薬は即ち鼎たり。鼎薬は丹なり」と述べている。

つまり、身体こそが、丹であるというわけである。

「丹」といっても、特別なものがあるわけではない。

日々、心身をあるべき状態にして、正しく生きる、ということに他ならないのである。