道竅談 李涵虚(90)第十章 精、気、神を養う

道竅談 李涵虚(90)第十章 精、気、神を養う
おおよそ神と気が交わると自然に天精が生じるものである。この精は「天一の水」である。坎にあっては壬となる。これは母気ともいう。また外精とも称する。修行者は母気をして子気を養う。外精をして内精を補うのである。これは同類を求めての功(同類施功)である。
〈補注〉ここでは後天の「順」を修する道について述べている。そして神と気が交わると「天精」が生じるとする。「天精」は「天一の水」であり「壬(みずのえ・水の兄)」でもある。つまり坎(陰陽陰)の一陽のことをいうわけである(「一」は陽を現す)。またこれは「外精」であり「母気」でもあるとする。そして、これは「子気・内精」を養うという。「内精」とは先天の精(元精)である。ここで先天に入るのであるから、こうなると「順」も「逆」も同じといえよう。西派での「順」は儒教の静坐の修行法に近く、「逆」は神仙道で一般的なようである。