異なるもの(点化分胎章第八 その2)

「丸をろうして象をなす。造化は異による」

葛玄は「丸」を、日月とする。つまり陰陽である。

陰陽による象(シンボル)とは、太極のことである。

「造化は異による」とは、陰陽といった異なるのもが、かかわり合うことで、生成の働きが生じる、ということである。

霊体と肉体は、相異なるのもである。

宗教などの霊的な修行においては、肉体は好ましくないもののように扱われたりする。

しかし、神仙道では、異なるもの、それこそが生成において大切であることを教えている。

相反するものを棄ててしまうのではなく、その中に生成の働きを見いだそうとするのが、神仙の道なのである。