穢れを制する(金鼎通玄章第十 その3)

「光明カク奕として、もって雑を制す」

「カク[赤赤の似た字]奕」とは、光輝く様子である。

本来の心身の状態が、回復されれば、心のエネルギーも、体のエネルギーも、滞りなく働くようになる。

こうなれば、自ずから心身の穢れ、つまり滞りは失われてしまう。

穢れを特別なものと考えるのではなく、不正常な状態と捉える。これは太古の神道でも同じである。

太古の神道で、正常と考えられていたのは、生命力の活発に働いている状態であった。

ただ、套路を練るだけで、容易に穢れ=雑を制することは可能になるのである。

それは、太極拳や八卦拳の套路が、心身のエネルギーを活性化させるものであるからである。