変化無窮(十月丹成章第九 その6)

ここでは「十月、丹の成る」ということが説かれている。

葛玄は「十月、嬰児、聖を成す」としている。

十月とは、子供の生まれる期間を、修行の始まりから成就の期間としているのである。実際に十ヶ月で、修行が成就するわけではない。

道の修行が、成就した状態は「妙道真身」「神恵無量」とする。

不可思議なる道と一体となり、限りなき英知が得られるのである。

そして、「変化は無窮」となる。

最も重要なのが「変化の無窮」である。

このための英知であり、妙道とひとつになった真身なのである。

八卦拳では「変」を知ることを第一とする。

では、太極拳はどうであろうか。

太極拳の「曲の中に直を求める」これが、「変」を知るという教えなのである。