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<<   作成日時 : 2017/07/15 15:22   >>

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陳微明の太極拳論(48)
十六、気は「直」をして養うと害が無い。勁は「曲」をして蓄えるとおおいに蓄えることができる(気は直を以て養えば害なし。勁は曲を以て蓄えれば余り有り)
【孟子は「わたしはよく公然の気を養うことができる」と述べている。公然の気は「至大至剛」であり、「直」をして気を養えば、害がなく、その気は天地の間に広がることになる。太極拳では先天の気を養うのであり、後天の気を養うのではない。後天の運気の功は往々にして害を生みやすい。先天の養気は「順」でなければならず、自然でなければならない。日々こうして功を練ること、数十年もたてば、特に気にすることがなくても、虚が積み重なって実をなすことになる。これが至大至剛の気となるのである。これを用いる時には、「曲」をしてその勁を蓄える。こうして勁を蓄えて発するのである。「曲」をして蓄えて発した時の勁の勢いは止めることのできない程となる】


太上十三経注釈(564)老子 第三十六章
老子のいう「弱は強に勝つ」を注釈では「柔弱は戦うことなくして、剛強を屈服させることができるのである」と述べている。ただ「弱」が「強」に勝つといっても、なかなか信ずることはできないであろう。しかし、「戦うことなくして」とあれば、その具体的な理を知ることができる。つまり、微細な感覚である「微明」が開かれたならば、相手の闘おうとする意識が起こった時点でそれを抑えてしまうことができるのである。そうであるから「弱」が「強」に勝つことが可能となるわけである。
これはまた粗大身における「弱」と「強」は、微細身においても同じくように働くのではないことが述べられているのである。老子は粗大身だけでは見えてこない微細身の働きのあることを指摘していたのであった。

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